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製品トピックス
花王・CNFを活用したフッ素フリーの水系離型剤 ルナフロー
製品形態
花王の滑液技術を用いて、サステナブル素材CNF(Cellulose Nano Fiber) をエマルジョン化したフッ素フリーのシリコーン系離型剤
製品:ルナフロー RA-200
| 製品形態 | エマルジョン |
|---|---|
| 有効分濃度 | 約10% |
| 粘度 | 数100mPa・s |

荷姿
18Kg ポリ缶
推奨使用方法
| 塗装方法 | 推奨乾燥時間 |
|---|---|
| エアスプレー | 1分〜 |
| トリガースプレー | 10分〜 |
| 布含侵 | 10分〜 |

花王の滑液技術(模式図)

ルナフロー特徴
市販品に比べ高い耐久性(繰り返し使用)が期待できる
| 離型剤 | Blank | 市販離型剤① | 市販離型剤② | 市販離型剤③ | ルナフロー |
|---|---|---|---|---|---|
| 剤/タイプ | – | シリコーン系 | フッ素系 | シリコーン系 | |
| – | 水系 | 水系 | 水系 | 水系 | |
| 離型性(1回目) | × | × | △ | ○ | ◎ |
| 離型性(2回目) ※剤を再塗布せず再び離型 |
– | – | – | × | ◎ 10回目も◎ |
※SUSバットに非晶性溶融ポリエステル樹脂(約200°C)を注入し、冷却後反転させて離型性を評価
高耐久性メカニズム

- 高温時には膜から潤滑油がブリードし、ゴムの接着を防止
- 室温時には潤滑油が膜内に再び吸収され、 金型表面に潤滑油を保持できる
- 離型後も金型側には滑液膜が残存し、繰り返し性能を発現